群発頭痛を治療する【ヘルス救急ガイダンス】

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対処方法と予防方法

飲酒と喫煙に要注意

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頭痛には緊張型頭痛・偏頭痛・群発頭痛などの様々な種類のものがあります。群発頭痛とは、ある期間に集中して連日定期的におこる頭痛のことです。特徴は目がえぐられるような猛烈な痛みで「きりで刺されるような痛み」と形容されるほどの耐え難い痛みを伴います。痛む場所は必ず頭の片側のみというのも特徴の1つです。群発頭痛の発生のメカニズムは未だ解明されていませんが、治療することは可能です。治療には薬物による治療と酸素吸入による治療があります。群発頭痛の治療に薬物を用いる場合はトリプタン系の薬剤が効果が認められています。即効性のあるものとしては、イミグランの注射も効果があります。この群発頭痛に対するイミグラン注射には保険も適応されます。酸素吸入の場合は医療用の純度100%の酸素を毎分7リットルを15分吸入する方法です。メカニズムが解明されていない為、治療と同じくらい予防にも注意したほうがよいでしょう。特に重要なのは日常生活の中で頭痛を誘発する要因を極力排除することです。飲酒・喫煙を控えることで頭痛発生のリスクを減らすことができるのです。

未解明のメカニズム

群発頭痛には、今現在効果のある治療法は存在するものの、発生のメカニズムや直接の発生要因がはっきりしていません。ホルモンが原因である・体内時計の乱れが原因である・遺伝子が原因であるなどなど諸説ありますが正式には解明されていない状況です。しかしながら、飲酒することにより発作が誘発されてしまう事や、夜間痛みで目が覚めてしまうなどわかってきていることもあります。群発頭痛の患者も女性に比べて男性の割合が圧倒的に多いのも特徴となります。今後の脳や神経の画像解析などの医学技術の進歩により、劇的に効果を得られる薬や予防法が誕生する可能性を秘めています。また、群発頭痛の病態解明と治療のシンポジウムでは、薬物療法以外の治療法として、大後頭神経ブロック、脳深部刺激、後頭神経刺激、翼口蓋神経節刺激および迷走神経刺激がおこなわれることがあり、今後の群発頭痛の治療において実施可能になっていくとの発表がありました。近い将来に新たな効果的な治療法がうまれるかもしれません。